GWの一番の目的は部屋の片づけと衣替えだったのに、まだ何もやっておらず、これからやる気もない。。。(ーー;)ちょっとヤバい予感が走りつつ・・・今日はOMさんと野菜の店に繰り出した。
OMさんはこの二日間で1部屋の押し入れをやっと片付けたそうである。そしてまた要らない服がいろいろ出てきたのだとか。
それから始まった捨てられない服自慢。OMさんは20代の頃に使っていたハンドバックが捨てられないと言う。
OM「あの頃のものは今みたいにペラペラじゃないからね、何だか捨てられなくて。」
sake「そうなんです、私も当時のスーツ(リクルートスーツ)がまだあるんです。着れるようにウエストをわざわざ直したんですけど、やっぱり何となく変で着れないんですよ。」
OM「そうよね!・・恥ずかしいけれど私は当時のコートがあるのよ。」
sake「私も!!!くるぶしまであるあの長いヤツ!」
OM「そう!」
sake「私も捨てられないんです。でも絶対!これからまた流行りますよ!また最近丈が長くなってきてるから、私はそれから会社の制服の下に着るブラウスもたまに昔の肩パットのブラウスを着てますよ。」
OM「私も時々着るのよ、パットをはずして着る時もあるわ。」
sake「でも当時の方がシルエットがきれいなんですよね。」
OM「そうなのよ!」
sake「今となってはあまりに古すぎて時代遅れにも見えないんで、開き直って着てますよ。」
そんな話で意気投合。
野菜の店ではいつもの72歳のS田さんや常連さんと会ったりしながら、野菜を買い、次にOMさんと安さが売りの大型スーパーに向かった。
OMさんはそこで魚介類を買いたい等と言って、かなり真剣に見ていたが・・・980円のマグロを手に取って悩んでいた。
「あ、安いですね、そのマグロ」と言うと、OMさんは多いかなぁと悩んでいたので、「多すぎるなら私が少し買い取りましょうか?」と言うと、それも悩んでいたので、「それなら余った刺身をネギマ鍋にするといいですよ。」と教えた。
それは余った刺身とネギを鍋にして食べると言う今は亡き両親がよく食べていた鍋である。当時は「これがそんなにおいしいものかね?」とバカにしてたが、この年になってみたら、本当においしい。マグロのだしが出るので、誰がどう作ってもおいしくできるのだ。
OMさんが味付けはどうしているの?というので、みりんと醤油だけでおいしいですよ、と答えた。実際に両親はどうやって食べていたのか知らない。でもみりんと醤油だけでもマジうまいのだよ。
(ちなみに私はマグロの刺身をワサビ少々とみりんと醤油のヅケにしておいて、それをkekeが寝ててまったく食べなかった時にそのまま翌日ネギマ鍋に投入することもある。それでもおいしく食べられる)
今、長男のOM君(kekeの友達)が独り暮らしをしてて、このGW帰って来るのかと思ったら、ナシのツブテなのだそうである。だけど、今日あたり帰って来るかもなぁ~と思って、OMさんはいつ帰ってきてもいいようにマグロの刺身を用意しておきたいようだ。(だからマグロの量で悩んでいたそうである。)
そうだったのか。。。。(ーー;)
帰ってくるか分からない息子が帰ってきてもいいようにマグロを多めに買っておくなんて。。。
私もkekeと離れて暮らしてたら・・・帰ってこないかもと思っても用意しておいたりするのかなぁ・・・。
(そう思うと母と息子も切ないな)
夜は餃子を焼いて、昨日のたこ焼きの残りをつまむ。
kekeは自分で買ってきたネギトロで食べると言う。
この組み合わせはビールでないとな。
ビール1本買いに行く。
それが深く青くもうじき夜に変わる色。
(これがマジックアワーなのか)と私は思う。
こんな時間帯が毎日のように降っていたなんて。
でも今は、親子二人で暮らせる時間を味わおう。

餃子を焼いて、たこ焼きは昨日の残り。今日のビールはバドワイザー。
kekeはネギトロを1パック買ってきて、それで食べるのだとか。